サントリーローヤルの種類や買取相場についてご紹介!高価買取のための注意点とは?

日本が誇るプレミアムウイスキーのひとつ「サントリーローヤル」。贈答品としても人気が高く、中古市場では根強い需要があります。この記事では、サントリーローヤルの歴史や特徴、買取相場、さらに高価買取を目指す際の注意点まで詳しくご紹介します。


サントリーローヤルとは?

サントリーローヤル(SUNTORY ROYAL)は、1960年にサントリーの創業60周年を記念して発売されたブレンデッド・ウイスキーです。創業者であり初代マスターブレンダーでもある鳥井信治郎が、長年のウイスキー作りの集大成として完成させた銘柄で、「香り・味・色」の“黄金比”を体現した一本とされています。

ボトルデザインは、漢字の「酒」に含まれる「酉」の字を模した独創的な形状で、栓は神社の鳥居をイメージしています。この芸術的な造形も人気の要因となっています。


ローヤルの歴史と進化

当初は、サントリーオールドよりも上位クラスに位置づけられ、主に富裕層向け・贈答用として販売されていました。1980年代以降は流通量が増え、庶民にも手が届く存在に。ラベルデザインは時代とともに何度も変更されており、ローヤル’60、SR、12年、15年など、複数のバリエーションが登場しました。

特に注目すべきは、鳥井信治郎の「遺作」ともいえるローヤルが、彼の没後もサントリーの精神を受け継ぎ、限定品や干支シリーズなど、長く愛され続けていることです。


サントリーローヤルの主な種類と買取相場

ローヤルは同じ瓶形状でも中身やラベルの違いで価格が大きく変わることがあります。以下は代表的なモデルの買取相場です(※市場や状態により変動あり)。

▼ ローヤルSR/ローヤル’60

  • 買取相場:〜1,000円前後
  • 最も流通量が多く、希少性は低め。

▼ ローヤル12年

  • 買取相場:〜2,000円前後
  • 贈答用として多く流通。状態が良ければ安定した買取価格。

▼ ローヤル15年

  • 買取相場:〜5,000円前後
  • 数が少なくプレミアム感が強いため、高価買取が期待できます。

▼ 干支シリーズ

  • 買取相場:〜10,000円前後
  • 毎年デザインが変わる限定商品。元箱の有無が査定に大きく影響します。

▼ 限定ラベル・記念ラベル

  • 買取相場:〜10,000円以上も可
  • 2000年記念やコラボボトルなど、流通が限られているため高評価。

高価買取を狙うためのポイント

サントリーローヤルを高く売るためには、次のポイントを押さえておくことが重要です。

1. 限定ラベル・記念ボトルはチャンス!

通常版よりも買取価格が大きく跳ね上がる可能性があります。干支シリーズや楽器モチーフのデキャンタは要チェックです。

2. 元箱・付属品の有無を確認

元箱やラベル付きの状態であれば減額を防げます。特に干支シリーズは箱がないと減額対象となることが多いため注意しましょう。

3. フィルムの有無を確認

ボトルの栓部分にフィルムがあるものは、液漏れ防止が期待できるため評価が高くなりやすいです。逆に、フィルムなしのボトルは減額対象になる場合も。

4. ボトルの状態チェック

欠け、ラベル剥がれ、液漏れなどがあると買取価格は下がります。丁寧に保管されていたものほど高評価につながります。


サントリーローヤルは贈答品・コレクター向けとしても人気

サントリーローヤルはかつて“贈答用ウイスキーの代表格”として、TVCMなどでも多くの話題を集めました。近年では、レトロデザインや限定ボトルがコレクターの間で再評価されており、買取市場でも注目度は上がっています。

未開封のウイスキーは、飲むだけでなく“資産”としての価値も見直されつつある今、サントリーローヤルの買取は絶好のタイミングとも言えるでしょう。


まとめ

サントリーローヤルは、種類やラベル、付属品の有無によって買取価格が大きく変動するウイスキーです。古いモデルでも状態が良ければ高価買取につながるケースもあり、特に干支シリーズや限定ラベルは注目アイテムです。

飲まないまま保管しているウイスキーがあるなら、一度査定に出してみてはいかがでしょうか?きっと思いがけない価値が眠っているかもしれません。