
PORTER(吉田カバン)とはどんなブランド?歴史や人気シリーズ、買取について!
「PORTER(ポーター)」は、ファッションやバッグに興味がある方なら一度は耳にしたことのあるブランドではないでしょうか。品質の高さと機能性にこだわり抜いたそのモノづくりは、国内外で多くのファンを魅了しています。この記事では、PORTERを展開する「吉田カバン」の歴史や魅力、人気シリーズ、そして買取に出す際の注意点まで、詳しくご紹介します。
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吉田カバンとは?〜“一針入魂”の精神を貫く老舗ブランド〜
吉田カバンは1935年(昭和10年)、創業者・吉田吉蔵氏によって創業されました。東京・神田で立ち上げられた同社は、「一針入魂(いっしんにゅうこん)」という理念を掲げ、すべての製品を国内で丁寧に製造することにこだわり続けています。
戦後、旅行ブームやライフスタイルの変化に合わせて製品ラインを拡大し、1962年にオリジナルブランド「PORTER(ポーター)」を立ち上げます。このブランド名は、ホテルなどでお客様の荷物を丁寧に扱う“ポーター”のように、持つ人のそばで長く役立つバッグを作りたいという思いから名付けられました。
PORTERの人気シリーズと特徴
PORTERは、ビジネスからカジュアル、さらには旅行やアウトドアまで、さまざまなライフスタイルに対応したバッグを多数展開しています。中でも特に人気の高いシリーズをご紹介します。
PORTER TANKER(タンカー)
1983年に登場した「タンカー」は、PORTERを象徴するシリーズの一つ。アメリカ空軍のフライトジャケット「MA-1」から着想を得た、軽量で強度のあるナイロンツイル生地が使用されており、裏地の鮮やかなオレンジが特徴です。発売以来、多くの人に愛され続けているロングセラーです。
PORTER HEAT(ヒート)
都会的でスタイリッシュな印象を与える「ヒート」は、耐久性の高いバリスターナイロンを使用したモデル。マグライト付きのモデルなど、実用性とデザイン性を兼ね備えたシリーズで、男性を中心に高い人気を誇ります。
PORTER SMOKY(スモーキー)
シックで落ち着いた風合いが魅力の「スモーキー」シリーズは、コットンとナイロンを混紡したオリジナル素材を使用。タフさと柔らかさを両立させた独自の生地は、使い込むほどに味わいが出て、幅広い年齢層に支持されています。
PORTER CLERK(クラーク)
ビジネスシーンに最適な「クラーク」は、シンプルながら洗練されたデザインと機能性の高さが魅力。スーツとの相性も良く、ビジネスマンに特に人気のあるシリーズです。
PORTERを買取に出すときの注意点
PORTERのバッグは、丁寧に作られているだけに中古市場でも高い評価を受けることが多く、状態やモデルによっては高価買取も期待できます。とはいえ、買取に出す際にはいくつか注意すべきポイントがあります。
使用感・汚れのチェック
バッグの角の擦れや持ち手の劣化、内部の汚れや臭いなどはマイナス査定につながることがあります。使った後は軽く手入れをしておくと、いざという時に買取価格が下がるのを防げます。
付属品の有無
購入時に付いてきたタグや、保存袋などの付属品があると査定額がアップする可能性があります。できるだけ揃えて買取に出しましょう。
希少モデルや限定品は高評価
定番シリーズも人気がありますが、限定カラーやコラボアイテムは希少価値が高く、通常よりも高額で取引されることがあります。とくに完売したモデルや廃盤品は要チェックです。
まとめ:PORTERは今も昔も“価値あるブランド”
PORTER(吉田カバン)は、長い歴史と確かな職人技術に支えられた、日本が誇るバッグブランドの一つです。その丁寧なモノづくりと実用性、時代を問わないデザインから、中古市場でも一定の需要があります。
もしお手元に使わなくなったPORTERのバッグがあるなら、買取査定に出してみてはいかがでしょうか。モデルや状態によっては、思わぬ高値が付くこともあるかもしれません。