エルメスのケリーとは?バーキンとの違いとは?徹底解説【買取のポイントも】

エルメスのアイコニックなバッグといえば、「ケリー」と「バーキン」。どちらも多くの人々の憧れであり、同時に買取市場でも高い人気を誇るバッグです。しかし、見た目が少し似ているため違いが分かりにくいという声も多く聞かれます。この記事では、それぞれの特徴や違い、買取におけるポイントについて詳しく解説していきます。


ケリーバッグとは?その歴史と特徴について

ケリーバッグの歴史

ケリーバッグの始まりは1930年代、乗馬用のサドルバッグとして誕生した「サック・ア・クロア」でした。その後、モナコ公妃グレース・ケリーが愛用したことで一躍有名に。1956年、ケリー妃がパパラッチの視線から妊娠中のお腹を隠すためにこのバッグを持った写真が公開され、世界中で注目を集めます。このエピソードをきっかけに、1995年に「ケリーバッグ」という名称に改名されました。

ケリーバッグの特徴

ケリーバッグは、上品で洗練されたフォルムが特徴的な台形シルエットのハンドバッグです。フラップを閉じ、上からクロア(ベルト)で固定するスタイルで、シンプルでありながら美しいデザインが魅力です。

  • 種類: 内縫い(柔らかい雰囲気)と外縫い(しっかりしたフォルム)
  • サイズ展開: ケリー15からケリー50まで計8サイズ
  • ストラップ: ケリー25以上のサイズにはショルダーストラップ付き

このようなデザインの美しさと多様なサイズ展開が、ケリーバッグの魅力の一つです。


バーキンとは?その歴史と特徴について

バーキンの歴史

バーキンは1980年代に誕生。当時のエルメス社長ジャン=ルイ・デュマが、飛行機で隣に座った女優ジェーン・バーキンの「荷物が収まりきらない」という悩みを聞き、収納力のあるバッグを提案したのが始まりです。

バーキンの特徴

バーキンは、収納力と機能性に優れたバッグです。ケリーとは異なり、開口部が広く、フラップを閉じずに使用することが一般的です。

  • 収納力: フロントと背面にポケットがあり、マチ幅を調整できるサイドベルト付き
  • サイズ展開: バーキン25からバーキン45まで計5サイズ
  • デザイン: 2本のハンドルを持つ構造で、カジュアルからビジネスシーンまで幅広く活用可能

ケリーバッグとバーキンの違い

ケリーとバーキンの主な違いを見てみましょう。

特徴ケリーバーキン
ハンドル数1本2本
蓋の使い方蓋を閉じて使用蓋を開けて使用
外ポケットなしあり
ストラップショルダーストラップ付き(25以上のサイズ)なし
収納力最小限の収納力高い収納力

ケリーは洗練されたデザインと機能美が特徴、バーキンは実用性と収納力を重視したバッグといえるでしょう。


買取市場でのケリーとバーキンの価値は?

どちらも高額で取引されるバッグですが、特にバーキンは買取市場での認知度が高く、価格もケリーをやや上回る傾向があります。ただし、ケリーもそのクラシックなデザインと持ち運びやすさから高値で取引されるケースが多いです。

人気のサイズと価格帯

  • ケリー: 人気サイズは25、28、32、35。買取価格はコンディションや素材によって数十万円から100万円以上。
  • バーキン: 人気サイズは25、30、35。特に30サイズが流通量も多く安定した価格を保っています。

ケリーやバーキンを高く売るためのポイントは?

  1. コンディションの維持: 傷や汚れがない状態を保つ。
  2. 付属品の保管: 箱やクロシェット、カデナなどの付属品が揃っていると査定額がアップ。
  3. 購入時のレシート: 購入時の証明書やレシートがあると高評価。

まとめ

ケリーとバーキンはどちらもエルメスの代表的なバッグであり、それぞれに魅力があります。収納力や実用性を重視するならバーキン、美しいフォルムと上品さを求めるならケリーが良いかも知れません。

どちらのバッグも中古の人気や価値が安定して高いので、買取をうまく活用すれば、次のバッグへの資金にもなります。このようにライフスタイルに合った選択も可能です。

ALPSTOREではケリーバッグやバーキン以外のエルメスのバッグもお取り扱いしています。査定は無料となりますので、一度査定に足を運んでみてはいかがでしょうか?お気軽にお問い合わせくださいませ。