セイコーのキングクォーツをお買取りさせて頂きました。セイコーの名機キングクォーツとは?
セイコーの名機キングクォーツとは?
セイコーの「キングクォーツ」といえば、日本の時計の歴史の中でも高い評価を受け続けているクォーツ時計の名機です。今回は、キングクォーツの特徴やその魅力に加えて、前身である「キングセイコー」についてもご紹介します。
キングセイコーとは?
1960年代から1970年代にかけて、セイコーは高級機械式時計として「キングセイコー」シリーズをリリースしました。キングセイコーは、当時の技術の粋を集めた機械式時計として、国内外で高い評価を得ていました。デザイン性と精度の高さを兼ね備え、機械式時計ファンの間で「グランドセイコー」に次ぐ存在として位置付けられていました。
しかし、1970年代に入るとクォーツ時計の登場により、機械式時計の市場は大きな変革を迎えます。キングセイコーもその波を受け、最終的にはクォーツ技術を取り入れた「キングクォーツ」へと進化することとなりました。
キングクォーツとは?
キングクォーツが登場したのは1970年代後半です。この頃、セイコーはクォーツ技術においても革新を続け、数々のクォーツ時計を市場に送り出していました。その中で、キングセイコーの技術とデザイン性を受け継ぎつつ、クォーツ技術の正確さを組み合わせたのが「キングクォーツ」です。
特に、キングクォーツの「ツインクォーツ」モデルは、クォーツ発振子を2つ搭載することで温度変化による精度の狂いを抑えるという画期的な技術を採用しており、高精度な時刻を提供することが可能でした。年間誤差が±10秒以内という驚異的な精度は、当時の時計市場において非常に高い評価を受け、現在でもコレクターたちに愛される理由の一つとなっています。
キングクォーツのデザインと機能は?
キングクォーツのデザインは、クォーツ革命の時代に相応しいモダンかつエレガントなスタイルが特徴的です。ケースや文字盤のデザインには洗練された要素が取り入れられ、耐久性や実用性も高く、長く愛用されるモデルが多いのも魅力の一つです。また、セイコーの技術力が詰め込まれたムーブメントや、見やすさを重視したダイヤルもファンを惹きつけるポイントとなっています。
キングクォーツの買取のポイントとは?
キングクォーツの買取においては、時計の状態が非常に重要です。特に以下のポイントが査定額に大きく影響します。
- 状態の良さ:傷や汚れが少なく、動作が正常であること
- オリジナルのパーツ:オリジナルの部品やバンドが残っていると、コレクターにとっての価値が高まりますので高価買取に期待できます。社外品を使用していても買取自体は出来ることは多いです。
- 稼働状態:長期間使用していない場合でも、定期的なメンテナンスを実施していて、精度に狂いが少ない時計は評価が高くなります。
まとめ
セイコーのキングクォーツは、時計技術の進化を象徴する名機であり、機械式時計のキングセイコーから受け継がれた技術とデザイン性が色濃く反映されています。ALPSTOREでは、キングクォーツを含むヴィンテージセイコーの買取も行っております。大切にされている時計の査定をご希望の方はぜひお気軽にご相談ください。
査定は無料ですのでお気軽にご連絡くださいませ。