SEIKOやDunhillの動いていない時計をお買取りさせていただきました。動いていなくてもお買取りが出来る時計の条件とは?
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動いていない時計も買取可能?その条件とは何か?
「動いていない時計は買取してもらえない」と思われる方も多いですが、実は条件次第で買取可能な場合もあります。時計の駆動方式やブランドによっても判断基準が異なりますので、クォーツ式、自動巻き(機械式)、ソーラー式時計それぞれの特徴と買取の条件についてご紹介します。
クォーツ式(電池式)時計の場合は?
1. 電池切れが原因の場合
クォーツ時計が動かない理由のほとんどは電池切れです。この場合、電池を交換して正常に動作すれば問題なく買取が可能です。ただし、長期間放置されている時計の場合、内部で電池が液漏れを起こしているケースもあります。液漏れにより内部が腐食している場合、機械の交換が必要になることもあり、修理費用が高額になるため買取が難しくなることがあります。
2. 人気の時計ならば、動かなくても価値がある場合も?
高級ブランド時計や人気のモデルの場合、動作しなくても部品取りやコレクター需要があるため、買取が可能なこともあります。特にヴィンテージモデルや限定版などは動いていなくても比較的高額で取引されることもあります。
自動巻き(機械式)時計の場合は?
1. ゼンマイを巻いて動くケース
自動巻きの時計は、ゼンマイを巻くことで動き出すことが多いです。しかし、動き出してもすぐに止まってしまう場合は、オーバーホール(分解掃除)が必要になる可能性があります。この場合、修理費用がどのくらいかかるかによって、お買取り出来る場合と出来ない場合があります。
2. ゼンマイ切れの場合
ゼンマイが切れて動かない時計は、比較的安価な修理で直せることもあります。そのため、この程度の故障であれば買取できる場合は多いです。ただし、内部部品の摩耗や歯車の破損などが原因で動かない場合、修理費用が高額になるため買取価格が下がる、またはモデルによっては買取自体が難しいこともあります。
3. 動いていても見た目に問題がある場合
動作していてもガラスの割れやベルトの破損がある場合、修理見積もり次第では買取可能です。特にブランドの価値が高い時計は、このような状態でも買取の対象になります。ロレックスやオメガなど、人気のモデルは高価買取にも期待が出来ます。
ソーラー式時計の場合は?
ソーラー式時計は、長期で暗い場所にしまってあると、しばらく動かないこともあります。この場合は日光や強い光にある程度の時間晒すと、正常に動きます。ただし、内部電池に問題があり、動かないケースもあります。この場合には内部電池の交換で再び動作することが多いですが、修理費用が高額になる場合もあります。この場合、修理の内容や費用次第で買取可能かどうかが判断されます。もちろん、他の駆動方式の時計同様にブランド価値が高い時計であれば、動作しなくても買取できるケースもあります。
買取不可になるケースとは?
動いていない時計でも買取可能な場合が多いですが、以下の条件では買取が難しいことがあります:
- 修理費用が商品の価値を大幅に上回る場合
- 内部部品が破損して修理が不可能な場合
- 見た目や状態が極端に悪く、再販が難しい場合
しかし、人気の時計やヴィンテージ品の場合、コレクターや愛好家の需要があるため、完全に壊れた状態でも高価買取となることもあります。
あきらめずにまずは査定を
「動かない時計だから」と自分で判断せず、一度査定を依頼することをおすすめします。修理が必要な状態かどうか、またそれを踏まえていくら位でお買取りになるのか?についてご説明をさせていただくことも出来ます。
まとめ
動いていない時計でも、買取可能なケースは多くあります。クォーツ式なら電池切れかどうか、自動巻きならゼンマイや内部部品の状態、ソーラー式なら修理費用の見積もりがポイントです。ロレックスやオメガなどの価値が高い時計であったり、SEIKOなどの人気のヴィンテージの時計であれば完全に壊れていても買取が出来る場合もあります。
気になった方はまずはALPSTOREにご相談ください。査定は無料となっておりますのでお気軽にご連絡くださいませ。